診療科目

内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)

普段は見ることができない体の中の様子を内視鏡の先端についたカメラで映し、医師が直接見ることができる検査です。

内視鏡検査の種類

胃内視鏡検査

胃内視鏡検査とは?

一般に「胃カメラ」と言われている検査です。胃や食道の病気の早期発見に有効な検査方法です。胃カメラを勧めると「辛い検査」というイメージがある患者様もおられますが、近年の内視鏡機器・技術は格段に進歩しており、苦痛が少なく、より精密な検査を行うことが可能となっています。

経口内視鏡検査

カメラを口から入れて、先端についている超小型カメラで胃や食道の様子を画面に映して検査を行います。

経鼻内視鏡検査

カメラを鼻から入れる検査方法で、舌の根本にカメラが当たらないため、吐き気が少ないことが特徴です。

胃内視鏡検査の重要性

現在胃がんは、がん死亡原因の女性で第4位、男性で第2位です。近年は先端から小さな電気メスを出して、早期の胃がんを切除することも可能になりました。定期的な胃内視鏡検査は胃がん予防のためにも、とても大切だと考えています。

検査をおすすめしたい方
  • 胃痛、胸焼け、吐き気、喉の詰まり、食欲低下、便の色が黒いなどの症状がある
  • 人間ドック、検診で異常を指摘された
  • ピロリ菌が陽性と言われた
  • 貧血、体重が急に減った
  • アルコールをよく飲む、タバコを吸う方
  • 50歳以上の方
胃内視鏡検査でわかること
  • 胃がん
  • 食道がん
  • 十二指腸がん
  • 胃炎
  • ピロリ菌感染症
  • 急性胃炎
  • 慢性胃炎
  • 逆流性食道炎
  • 胃潰瘍
  • 胃アニサキス症
  • 食道裂孔ヘルニア
  • バレット食道
  • 十二指腸潰瘍
  • 粘膜下腫瘍
当院の胃内視鏡検査

検査を担当する当院の院長は、日本医科大学第一外科で消化器病を専門に学び日々研鑽を積んできた経験豊富な医師です。今まで胃内視鏡検査を受けて辛かった方も、安心して検査を受けていただけるように努めております。

胃内視鏡検査の流れ

検査時間は5~10分程度ですが状態により個人差があります。胃内視鏡検査の流れは次の通りです。

検査前
  • まずは診察にお越しください。
  • 現在の症状やこれまでの病歴などを伺います。続いて腹部の触診などの診察を行います。
  • 検査が決まれば予約をお取りします。その際検査についての詳しい説明を行います。

お持ちいただくもの

  • 保険証
  • 服薬中の方…お薬手帳などお薬の内容がわかるもの
  • 人間ドックや検診で精密検査になった方…検査結果一式
検査当日
  • お水以外の飲み物、お食事、たばこ、薬などは禁止です。(常備薬がある方は事前に医師にご相談ください。)
  • なるべく着替えやすい、楽な服装でお越しください。
検査
  1. 受付
    スタッフの指示に従って問診票にご記入ください。分からないことがございましたら、お気軽にお尋ねください。
  2. 問診
    内視鏡検査を行う事前チェックを行います。
  3. 診察
    検査前に診察を行います。検査を行うにあたり問題がないかを確認後、検査前処置・検査方法などをご説明します。
  4. 検査
    内視鏡検査を行います。ベッドに横になりリラックスして頂いた状態で検査を受けていただきます。検査時間は5~10分程度です。
  5. 検査終了後
    検査が終わったら、しばらくお休みください。
  6. 検査結果の説明
    画像をご確認いただきながら、検査結果の説明を行います。

検査後の注意点:鎮静を行った場合には、車や自転車の運転はお控えください。

大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査とは?

一般に「大腸カメラ」と言われている検査です。肛門から内視鏡を入れて大腸内を直接観察することで、さまざまな大腸の病気の発見に役立ちます。

大腸内視鏡検査の重要性

現在大腸がんは、がん死亡原因の女性で第1位、男性で第3位です。大腸がんや大腸ポリープは定期的な検査により早期に発見ができ、同時に内視鏡での治療が可能な病気です。そのため大腸内視鏡検査を定期的にきちんと受けることが、大腸がんの予防につながります。

検査をおすすめしたい方
  • 腹痛、下痢、便秘、血便などの症状がある
  • 検診で便潜血反応が陽性だった
  • 過去に大腸ポリープがあった
  • 血縁者に大腸がんになった人がいる
  • 50歳以上で、大腸内視鏡検査を受けたことがない
大腸内視鏡検査でわかること
  • 大腸がん
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 大腸ポリープ
  • 大腸憩室症
  • 直腸炎
  • 直腸潰瘍
  • 大腸脂肪腫
  • 直腸カルチノイド
  • 大腸メラノーシス
当院の大腸内視鏡検査

検査を担当する当院の院長は、日本医科大学第一外科で消化器外科を学び日々研鑽を積んできた経験豊富な医師です。当院では鎮痛剤や鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査を心がけております。また、現在はカメラもその挿入技術も進歩しているため、一昔前よりもかなり受けやすい検査になっています。今まで大腸内視鏡検査を受けて辛かった方も、安心して検査を受けていただけるように努めております。

大腸内視鏡検査の流れ

検査時間は通常15~30分程度ですが、腸の長さや状態により個人差があります。大腸内視鏡検査の流れは次の通りです。

検査前
  • まずは診察にお越しください。
  • 現在の症状やこれまでの病歴などを伺います。続いて腹部の触診などの診察を行います。
  • 検査が決まれば予約をお取りします。その際検査についての詳しい説明を行います。

お持ちいただくもの

  • 保険証
  • 服薬中の方…お薬手帳などお薬の内容がわかるもの
  • 人間ドックや検診で引っかかった方…検査結果一式
検査前日
  • 食事は消化の良いものをお召し上がりください。
  • 水分制限はありませんが、アルコールは禁止です。
  • 夜9時に下剤を服用していただきます。
検査当日
  • お食事は禁止ですが、お水・お茶・スポーツドリンクは飲んでいただいてかまいません。
  • 常備薬がある方は事前に医師にご相談ください。
検査
  1. 前処置
    朝に下剤を服用していただきます。腸内の洗浄が完了したら、来院していただきます。
  2. 検査
    腸の洗浄が完了したら、検査に入ります。ストレッチャーに横になり、*鎮静剤・鎮痛剤を注射してリラックスした状態で行います。検査時間は10~30分程度です。
  3. 検査終了後
    鎮静剤の影響が落ち着くまで、ベッドに寝たままお休みいただきます。1時間程度お休みください。
  4. 検査結果の説明
    モニターを見ながら検査結果をご説明します。

検査後の注意点:車や自転車の運転はお控えください。

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